地域業者
連載
ちばに生きる 不動産業の発展をめざして(19)/誇大名称は放置していいのか/実態と乖離した物件名/社会から不信感を招く恐れあり
還暦を過ぎた私ぐらいの歳になると、世の中とその裏を熟知しているので、一言聞いただけで、見ないで物体を見抜くことができる。
例えば、バックシャンに顔美人はいないとか、八百屋の娘なら愛くるしい女だろうとかは序の口で、名前を聞いただけでその風態を想像することもある。過去にあったことではあるが、「富士見三太郎」という駐車場契約者がいたので気になり、どういう人か考えて、平凡な人だろうと推察したら当たって ...