不動産流通・売買・仲介
連載
2005年 米国不動産動向を探る/ベビーブーマーに見る米国不動産事情/市場活性化に貢献
ここ数年、米国内の景気は好調だ。年初来のガソリン価格の高騰で大型車を主体とするGMなどの自動車メーカーは売り上げが激減しているが、逆にハイブリッドなど低燃費をお家芸とする日本車は好調だ。米国内消費の中でも、とりわけ最近はバブル気味の住宅不動産市場ではベビーブーマー(BB)世代の貢献が大きいと見られている。旺盛なシニア達の購買欲から不動産市場が成熟していく一方で、2010年頃から引退の時期を迎える ...